神奈川県三浦市の小網代湾にて、いけすで成熟させていたアマモ種子の袋替え作業を実施しました。NPO法人小網代野外活動調整会議の江良先生の指導のもと、当会、小網代湾で地域活性化に取り組んでいるNPO法人小網代パール海育隊との合同作業となりました。

今回の作業は、6月に採取し、海中で熟成を促していたアマモの花枝を、一旦袋から出して、腐敗したアマモの茎葉を取り除いてアマモの種子だけにして袋に戻すという作業です。

まずは、作業内容や注意点を確認しあい、協力頂いた漁船で保存場所のいけすまで向かいました。海上で保存ネットを上げたところ、想定以上にネット周りやネット内にカキ、ホヤ、二枚貝などのいきものが大量に発生、ネット内にはゴカイ、ケヤリムシ、袋の中で育ったと思われるカニやウミウシも確認されました。7月の経過観察ではこれほどの状況は確認されておらずアマモの種子の保存の難しさと、豊かな海であるということを改めて感じられました。

全ての種を陸に運んで種とそれ以外に分別しました。暑い中での大変な重労働となってしまいましたが、袋の中からは様々ないきものが飛び出し、予期しないいきもの観察ができたり、途中子ども達の応援が入ったりと、楽しく作業を行いました。

分別したアマモ種子は、改めて、新しい保存袋に入れ、海中保存し、秋に予定するアマモの種まきまで、さらに熟成をうながしていきます。

※アマモは海草の一種で、魚類の産卵場所や隠れ家になるなど「海のゆりかご」とも呼ばれています。

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