「命を守る知識を身につけよう」と題し、安全講習会を開催いたしました。当初は、神奈川県三浦市の小網代湾での開催を予定しておりましたが、あいにくの悪天候のため、当会川崎事務所へ会場を変更して実施しました水辺での活動で、安全対策に詳しい、NPO法人鶴見川流域ネットワーキングの中原先生を講師としてお招きし、DVDや人形、AED模型などを活用しながら、講義と実習を行いました。

まずは、河道内の危険箇所の特徴や留意点について、過去の事故地点の映像と解説を、DVDを用いてして頂きました。実際に事故が発生した川でダイバーが水中に潜り撮影したもので、渦を巻く水面から、浮力があるはずのタオルが水底へ引き込まれていく様子や、水面は穏やかでも水深が18mにもなる淵の様子、削られた大岩の下部へ流木が絡まる危険箇所の様子など、思わぬ危険が潜んでいる場所について、学ぶことが出来ました。 救急用品についての講習では、実際に当会で携行している救急セットをチェックしながら更に常備した方が良いものを状況別に詳しく教えていただきました。

続いての実習では、水辺事故での救護について人形を用いて解説頂きました。人口呼吸や心臓マッサージの留意点や屋外での救助法、状況別の心肺蘇生についても復習しました。また、水辺事故での人口呼吸の有効性についても再度認識を新たにしました。AEDの模型を使った復習では、要救護者の状況別での対応にと有効性について詳しく解説頂きました。最後に、救急隊の到着が望めない場所での事故を想定し、身近な材料を利用した即席の担架作りについて、グループ討論を行いました。

参加者からは、「DVD映像から、一見穏やかに見える河川でも、思わぬ危険が潜んでいることを感じることができた」「安全講習は年1回だけではなく、複数回開いてもいいのではないか」といった意見が聞かれました。

当会としても、本日学んだ内容を生かし、水辺での活動の安全性向上に努めていきたいと考えています。

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